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取材ついでに運動会の代休で学校が休みの息子を連れて三重・錦のレンタルボート「SEALAND」へ出かけた。ここは女性釣り師で、テレビの釣りレポーターなども勤める島田細香さんが経営するレンタルボート店だ。
2人乗りのボートは免許不要の2馬力エンジン付き。この日のモデルはバリバス・フィールドスタッフの加藤あゆ美さん。もうかれこれ6回目の同行取材なのだが、釣り堀以外ではなかなか好条件に巡り会えず苦労している。 この日も天気予報は雨で風はほぼなし。ところが現地に着くと雨は降らず風が強い。 「なんで逆やねん!」と思いながら出船。あゆ美サンはもう1人の釣友とともにレンタルボートへ。私と息子は細香さんの操縦する親船で近くにかけて撮影&釣り。 風が強くてアタリが取り辛いなあ、と思っていたら、何と1投目から「乗った~」。エギングに懲りまくっている息子だった。初めて深場で乗せたアオリの引きは強烈だったらしい。胴長20cmそこそこ。で、お次も息子。今度は15cmほど。 鼻息も荒く、喜んでいたが釣れなくなるとヒマそうに「エサ釣りでもしよかな」とのたまう。父親の威厳を取り戻すべく「まじめに」エギをシャクって2ハイを釣ったところで、息子に胴突き仕かけを渡した。 エサはオキアミしかない。エサを刺して第1投目。ガツン、ぎゅぎゅぎゅんと来たのは何と大きなキュウセンベラ。ベラ大好きな息子だけに、最近よく釣れているアオリイカよりもはるかに嬉しい様子。釣り師としてはちょっとかわってるかも…。 その頃、あゆ美サンにもようやく1パイ目のアオリが釣れたが、その前に根掛かりして仕かけを直しているうちに酔ったとか…。波あるもんなあ。 一度帰港してすぐさま出港。同じ場所で釣っていると、細香さんと仲の良い養殖業者さんが、「アジがよく釣れるからおいで」と声を掛けてくれた。場所はその養殖業者さんのコワリ横。 アミエビをエサに親船では息子だけがサビキ仕かけを投入。釣れるわ釣れるわ。最初こそ20cmまでの小型が多かったが、途中からは30cm級がひん繁に…。 本当に「うひゃうひゃ」と声を出しながら、にやけた顔で入れ食いの息子に一同、大笑い。 「めっちゃ面白い! これはなめろう、これは干物…」もう食べることばっかり考えているみたい。 周りからは「アオリイカもアジも竿頭」と言われてますます有頂天になる息子は、阿曽温泉でまったりした後、帰りの車で帰阪するまで眠り続けていた。 「宿題まだやってないやろ!」
by manboufish
| 2008-09-29 20:25
| 釣り
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